2023年のアリエクスプレスは、それまでと比べると一変した出来事があったのですが、なにがどう変わったのかお判りになられるでしょうか?
正解は、商品が発送されてから届くまでのスピードでして、特に到着するまでの日数の平均値が今までよりもとんでもなく短縮されました。
私は、アリエクスプレスのブログを始めた2017年より、アリエクスプレスから私宛に発送された荷物の到着日数を全て集計しております。
かつてのアリエクスプレスで使用される配送方法は、なにをどうあがいても到着までに1カ月以上も掛かってしまうものや、下手をすると1カ月で届いたら驚異の速さで届いたと思えるほど、とにかく時間が掛かるものが多く、荷物が届くまでにはそれなりに長い時間を要しておりました。
しかし、年間を通じて集計した到着日数の平均値を算出してみると、コロナが猛威を振るって物流が壊滅状態になってしまった2020年を除き、2022年までは平均で14日間強で荷物が届いており、コロナの2020年であっても19日弱の平均値でした。
時には2カ月以上も掛かってしまうアリエクスプレスの配送日数ではありますが、逆に4日間ほどで届いてしまうこともあり、平均値で表すと、アリエクスプレスから発送された荷物は概ね2週間で届く、とも言える状態が長きに渡り続き、海外から送料無料で荷物が届くことを考えると、2週間はまあ許せる範囲だと個人的には思っておりました。
ところが、2023年になってからのアリエクスプレスは物流システムが大幅に改善し、発送された荷物の到着日数が明らかに短くなって、集計して算出したアリエクスプレスから発送されて我が家に届いた荷物の平均値は、およそ8.8日間と今までよりも6日間ほど平均値で早く届くようになりました。
ですので、2023年のアリエクスプレスは今までよりも1週間ほど早く届くようになったとも言える年であり、今までよりもユーザーにとっては有難い大きな変化があった年でもありました。
ちなみに、日本国内の配送業者別で見てみると以下の通りとなります。
・Surpassing(置き配)・・・最短4日間・最長11日間・平均到着日数6.9日間
・デリバリーサービス(置き配)・・・最短4日間・最長5日間・平均到着日数4.5日間
・ヤマト運輸・・・最短4日間・最長9日間・平均到着日数5.9日間
・佐川急便・・・最短4日間・最長8日間・平均到着日数7日間
・日本郵便・・・最短8日間・最長24日間・平均到着日数16.6日間
日本郵便以外は最短で発送後4日間で届いてしまうことが続出しており、最長でも11日間が1回だけでしたので、到着日数の平均値は長くても佐川急便の7日間、最短はたった4.5日間の平均日数となりました。
となると、日本郵便だけがやたらと遅いように思えてしまうのですが、これまでのアリエクスプレスの平均日数は14日間強であることを考えると、日本郵便が配達する配送方法で発送されたら、過去の平均的な日数が掛かってしまうとも言えそうです。
ただし、最長の24日間は普通郵便であり、到着までに2週間以上掛ったのは全て普通郵便でしたので、普通郵便を除くと日本郵便の平均日数も10日間を切ってくるので、以前とは比べようもないほど早く届くようになったとも言えます。
現在のアリエクスプレスは、安物であっても普通郵便が使われず、グレードの高い配送方法が選択されることが多くなっており、だからこそ、到着する速さが格段に上がっているので、以前のような全然届かないことが本当になくなった、というお話でした。