アリエクスプレスでとあるメーカー製のLEDライトは本当にそのメーカー製なのかも疑わしい気がする話

アリエクスプレスには3点以上の商品を選んで購入する百円ショップというイベントが毎日開催されております。

この百円ショップの特徴はとにかくお値段がかなりお安いことであり、通常のアリエクスプレスでの価格よりも3割から5割引きで購入できることが頻繁にございます。

そんな百円ショップで販売されている商品の中に、700円というこのイベントの中では少しお高めのLEDライトがありまして、このLEDライトは世界的な有名企業であるフィリップス社製となっております。

アリエクスプレスで販売されているLEDライトは数多いのですが、どれもこれも素性の知れないものばかりであり、世界的な有名企業のものなど見たことがありませんが、フィリップス社のLEDライトが唐突と販売されるようになったので、LEDライト好きの私は早速購入してみました。

そして、注文から1週間も経たずに届いたLEDライトをチェックしてみると、本当にフィリップスで作ったのか?との疑問が次々と浮かび上がってまいります。

まず、LEDライトの本体がプラスチック製である点に少しだけ違和感があって、こういったサーチライトの多くはアルミ合金製であることが一般的ですが、まあ、プラスチックでも耐久性に物凄い問題があるわけではないのでこういった商品なんだろうと納得してみます。

お次の違和感は外箱にこのLEDライトの型番が一切記載されておらず、バーコードは存在するものの、その数字を打ち込んでも一切なにも出てきませんが、まあ、日本国内の話ではないためにこういったこともあるだろうと少し無理して納得してみます。

その次の違和感は同梱されていた充電ケーブルでして、この充電ケーブルはアリエクスプレスで充電モノを買うとおまけで付いてくるものと全く同じで、なおかつ、瞬く間に壊れてしまう特徴を持つものだったりします。

世界的に有名な企業がこういった充電ケーブルを同梱させるのか?との疑問が沸いてくるも、フィリップス社の充電ケーブルなのだから実際にはちゃんと使えるだろうと無理矢理納得してみます。

そして、肝心のライトの明るさを確かめようとスイッチをONにしてみると、ちゃんと点灯したものの明るさが全然足りなくて、これは充電が少ないからだと思い充電してみた後に再び点灯してみても、さっきと明るさが全く変わりません。

ただし、私が暗いと感じても、商品ページにどれだけの明るさがあるのかは数字で示されておらず、『とにかく明るいアル』との文言しかないため、どちらも主観的な印象の話なのでどうしようもありません。

このLEDライトにはフィリップスの合格証が同梱されていたりして、いかにもメーカー品という体裁になっておりますが、よくよく考えると、世界的な企業が作ったLEDライトが700円ぽっちというもの不思議な話に思えてきます。

このLEDライトが本物なのか偽物なのかは実際のところよく分かりませんが、この程度のLEDライトならば、アリエクスプレスでもっと安物のタイプの方が使い勝手が良いものが揃っている、というお話でした。