アリエクスプレスの充電式LEDランタンライトの稼働時間を鵜呑みにしてはいけない話

LEDライトを点灯させるには電力が不可欠で、コンセントを差し込んだり、乾電池を用いたり、内蔵されているバッテリーを充電したりする必要があります。

この中で特に最近増えているのがバッテリーが内蔵されているタイプで、アリエクスプレスでは充電式のランタンライトが数多く販売されております

このランタンライトは、キャンプ時や露店などの照明代わりになるほどの明るさがあって、しかも一回の充電で最大8時間も明るさが持続すると商品ページには書かれております。

また、充電方法は通常のUSB充電に加え、ソーラー充電もできる優れものでして、にもかかわらず、お値段はたったの900円ほどで購入できる安さが大きな特徴です。

実際に私も購入してみましたが、確かにこのランタンライトは照明としてギリギリ使えるほどの明るさがあって、複数個あれば露店の照明にもなり得るくらいの明るさはあり、この点に嘘はありません。

しかし、大ウソなのがバッテリーの持続力でして、十分な明るさが得られる時間はフル充電でもせいぜい40~50分で、それ以降はLEDが消えないまでもぼやけた薄暗い明るさしか得られず、照明としてなんて絶対に使えないレベルになってしまいます。

ただし、照明としては全然使えないながらも、LEDはぼやけてずっと点灯しているので、商品ページに書かれている最大8時間を大ウソと断言できるかというと難しく、こんなところにアリエクスプレスらしさが出ている商品だったりします。

このランタン以外にもアリエクスプレスには色々な充電式ライトがございますが、そのどれもがこの図式となっており、初めは煌々と明るいのに1時間もするとぼやけるも、いつまでもぼやけたLEDは点灯するものばかりです。

ですので、アリエクスプレスで充電式のLEDライトを購入する際には、ちゃんと使えるのはせいぜい1時間だと認識しておいた方が後々嫌な思いをしない、というお話でした。