アリエクスプレスでは商品ページに似つかわしくない漢字が普通に使われている話

日本語で使用されている文字のルーツは中国から伝来した文字がもとになっており、漢字はもとより、ひらがなも元々は中国で使用されていた文字が変化したものです。

ですので、中国の方々と言葉は通じなくとも、漢字の持つ意味だけで意思疎通を図ることはできなくはなく、漢字を書くだけの筆談で意外と通じてしまった経験が過去にはありました。

ただし、現在の中国の文字は画数を減らして簡略化された簡体字が使用されているので、日本で使用されている漢字と異なるものが多数となっているものの、日本で使用されている漢字がそのまま使用されているものも存在します。

かつてのアリエクスプレスには大きな原則が存在しまして、それは、中国語を表記してはならないというもので、商品ページは基本的に英語のみの使用が求められており、その英語表記が自動翻訳よって購入するユーザーの地域の言語、日本人ならば日本語へ翻訳される形となっております。

また、中国語に関連するからなのか、日本の漢字も入力できないようになっており、お店とのメッセージでのやり取りや返金時、フィードバックにて漢字の使用ができませんでした。

現在、漢字の使用の制限はフィードバックくらいで、日本語でのやり取りや返金は可能となりましたが、この制限解除はお店にも適用されまして、商品ページに中国語が並んでいることを割と見かけるようになり、商品画像に中国語が表記されているものを結構見かけます。

そんなことを踏まえまして、アリエクスプレスを眺めている時、やたらと違和感があったのが上の商品です。

画像に表記されている文字から想像するに、滑りにくく、防水仕様で温かいトレッキングブーツだということが日本人でも分かります。

しかし、その上の『毒液』との文字は、この靴の商品名なのか、メーカー名なのか、はたまた、毒液に強いことを示しているのかが分かりません。

毒液に強い→毒を吐く生物に強い→ヘビやサソリから身を守ることができる靴、との連想を働かせることが可能なものの、もしかすると、あちらの国では『毒液』とのワードは強靭さや耐久性を表す意味を持つのか、はたまた、ただ単に『毒液』というメーカーが製造しているかもしれず、なにが正解なのか皆目見当がつきません。

『俺、念願だった毒液のシューズを買ったんだ』とか『タフネスさが売りの俺のあだ名は毒液だ』といった会話があちらの国で成立しているのかは知る由もございません。

しかし、日本で使用されている漢字の意味に当てはめると、販売する商品ページには出てくる感じでないものがアリエクスプレスでは普通に使われている、というお話でした。