40代から50代の人間、及び、かつてパチスロに興じていた人間が『火炎放射器』と聞いて思い出すことはというと、高確率で、北斗の拳での一コマである、雑魚キャラが村人に対して「汚物は消毒だ」と、のたまって炎を浴びせるシーンのような気がします。
また、それ以前の年代の方々には、悲惨な戦争での使用くらいしか思い浮かばないような気がして、どっちにしても物騒なアイテムであるとの認識しかないように思います。
しかし、アリエクスプレスには、呑気といったら良いのか、はたまた、あえて脱法的に販売するためなのか、パーティーグッズと称して火炎放射器が販売されております。
アリエクスプレスのパーティー用火炎放射器は、とにかくお手軽さを強調しており、家庭用のカセットコンロのガスボンベをセットするだけで、すぐにどこでも激しい炎を放射できると言います。
まあ、確かに家庭用のカセットコンロのガスボンベを使用するというのはかなりのお手軽さであり、よく考えられて製造していると思います。
また、よく考えられて製造しているのは炎を放射する際の勢いもでして、商品ページの動画を見る限り、戦争映画でしか見たことのない火炎が普通に出ており、パーティー用にしては危険なレベルだったりします。
はたして、この商品を海外通販にて購入し、個人輸入として税関が認めてくれるのかといえば、れっきとした武器、あるいは危険物ですので、おそらくは無理なんだろうと思われますが、武器にしか見えない商品でもパーティグッズと称して販売されているものがあったりする、というお話でした。