アリエクスプレスのガラケータイプの携帯電話の小型化がもう無理なところまで来ている話

いまや老若男女の誰もがスマートフォンを所有している時代となっておりますが、旧来から存在するフィーチャーフォン、いわゆるガラケータイプの携帯電話がこの世から消え去ったかというとそうでもなく、絶滅危惧種的ながらも存在しております。

ただし、ガラケータイプの需要がこれから先に大幅に需要が増大するかというとそれは否でしょうから、今後、ガラケーの開発の大きな資金が投入されることはなく、ゆえにこれから大きな進化は望めないと思われます。

しかし、その考えは間違っているのか、アリエクスプレスの携帯電話を眺めていますと、ガラケータイプの携帯電話の新製品が次々と誕生しており、独自の進化を遂げていたりします。

スマートフォンにしても、ガラケーにしてもどちらにも言えるのですが、ある程度の進化を遂げているため、これから先に世間がひっくり返るほどの機能が搭載されることはほとんどないような気がするものの、スマホはより大型化されていく流れがある一方で、アリエクスプレスのガラケーはより小型化している流れがございます。

ガラケーに関していうと、折りたたみ式でパカっと開くと上に液晶画面、下にダイヤルボタンという形式になっているのが一般的です。

そんな定番的なガラケーのスタイルから進化したのがボールペン型でして、アリエクスプレスには2500円ほどで販売されております。

胸のポケットに入れておけば、書き物に使え、電話がかかってきた時に素早く対応でき、しかもこのペン型ガラケーはSIMカードが二枚差し込めるダブルSIM仕様だったりします。

それともう一つ、携帯電話の機能とは別に、キャップを外すとミニ扇風機になり、ペンで書く、扇風機になる、ダブルスタンバイの携帯電話になる、との三つの機能が備わっており、独自の進化を遂げているものが売られております。

もう一方は、より小型化を追求しているガラケーでして、折りたたみ式のガラケーが硬貨とほぼ同等の大きさにまでなったタイプがアリエクスプレスには3000円ほどで販売されておりました。

パカっと開いても手のひらにすっぽり収まるほどの携帯電話ですが、ちゃんと液晶画面とダイヤルボタンがあって、SIMカードは1枚だけしか差せないものの、通話とメッセージが可能とのこと。

ただ、あまりにも小型化しすぎて紛失しやすい気もしますが、こちらも独自の進化を遂げております。

ここまでアリエクスプレスの独自に進化したガラケーをお伝えしましたが、これらの携帯電話は、日本で使用されている電波の周波数帯と一切異なるため使用ができません。

もっと言いますと、日本に限らず、世界中の多くの国々でもう既に廃止されている周波数帯しか受信できないため、ほとんどの国で使えないシロモノだったりします。

アリエクスプレスのガラケーは独自の進化を未だに遂げているものの、肝心の電波に関しては一切アップデートされないため、そもそも携帯電話の役目が果たせない、珍しい進化が見られる、というお話でした。