日本で暮らしている以上は、いつでも、どこにでも起こるかもしれないことがあって、それは災害級の大地震です。
今まで地震被害の記録が無かった地域であっても、地球規模の年月で考えるのならば、色々な大陸のプレートが折り重なっている日本においてはどこでも起こり得る事象であり、これまで無かったのはただの偶然だったとも考えられます。
だからこそ、巨大地震への備えが必要だと思え、私はアリエクスプレスで災害時に使えそうなアイテムを購入して非常持ち出し袋に入れておりますが、アリエクスプレスで買ったアイテムだからこそ、準備をしていてもいざという時にかなり難しい事態になってしまう可能性がある、というのが今回のお話です。
今回の大地震は家屋の倒壊がかなり多く、生き埋めになられた方が非常に多いと報道されており、懸命の救出で助かった方も大勢いらっしゃるといいます。
しかし、救出する側としては、どこに生存者がいるのかを知るのは救助犬や発せられる音を頼りに見つけ出すしかないとのこと。
この事は上の画像のアリエクスプレスのLED付きサバイバルホイッスルの商品ページにも書かれており、遭難や生き埋めになった際、助けを求めるために叫び続けるのは体力の消耗が激しいため、このホイッスルを鳴らして救助を待ったほうが良いことが記載されております。
確かに、映画のタイタニックでも女性の主人公が助かる場面ではホイッスルを鳴らして捜索者が気付いてくれましたから、私も数年前にこのLED付きサバイバルホイッスルをアリエクスプレスで購入し、非常持ち出し袋の外面にぶら下げておきました。
そして今回ような大地震が我が家で起こったと想像すると、まず非常持ち出し袋の置き場所へ私が到達するまでにボロ屋が倒壊するのは間違いなく、ホイッスルで存在をアピールすることはできないように思えますがこれは我が家の問題なのでかまいません。
しかし、うるさいだろうからと購入してから一度も吹いたことのないホイッスルを今回初めて鳴らしてみると、空気が漏れてフィヤ~という情けない音しか出てこないことが今になって分かり、仮に非常持ち出し袋へ到達したとしても笛の音で捜索隊へアピールができないことを知ってしまうと、今からでもアリエクスプレスに返金を求めたい気持ちにもなります。
他にも、火を起こすためのサバイバルライターをアリエクスプレスで数年前に購入したので使ってみると、全くの未使用なのに勝手に故障して点火できず、非常時に使えるアイテムではなくなっているのが判明しまして、これならば、日本の100円ショップで使い捨てライターを年に一回ずつ買い直した方が賢明な気がします。
ただ単に私の引きが悪いだけのような気もしますし、購入直後に商品が機能するかを調べていないことがそもそも悪いのですが、いざという時に使うアイテムほどアリエクスプレスでは止めておいた方が良い気がする、というお話でした。