夏場のエアコンの電気代は考え方一つで気にならなくなる話

この夏、我が家でエアコンを点け始めたのは6月の上旬でしたが、その時からエアコンは点けっぱなしになっております。

個人的な考えとしてお聞きいただきたいのですが、外気温が20℃を下回らない限り、エアコンはこまめに消すよりも、設定温度を25℃で自動運転にしたまま、ずっと点けっぱなしにした方が電気代が安くなった実績が私にはあるため、留守になろうと寝る時であろうと自宅のエアコンを切ることはありません。

エアコンを点けっぱなしにした方が良いのか、こまめに消した方が良いのかという問題は永遠に解けない難問であり、その家の間取りや日当たり、気流などなども大いに関係するのでどれが正解のかは一概に言えませんが、少なくとも我が家でずっと点けっぱなしにした場合、どんな猛暑日であろうと1日あたりの電気代は通常よりも200円から240円くらいアップするだけでした。

1日たったの240円で、屋外から帰ってきた時も就寝時も一定の温度の環境で過ごせて、少なくとも暑さのストレスを感じず、ひいては屋内での熱中症には絶対にならないことを考えると、これは安過ぎるお値段だと思えるので、夏の時期のエアコンは常時点けっぱなしになりました。

どこのお宅にも通用する手口ではないとは思いますが、昨年、私の知り合いは就寝中に熱中症になり、それから夏の時期はエアコンを常時点けっぱなしにすることを推奨しました。

とはいえ、知り合いはエアコンの電気代が気になるようで、『今月の電気代はどれくらい上がった?』と盛んに私へ聞いてきますが、我が家は1日あたり最大240円であり、電気代が高騰しているとは言ってもそれが倍の料金になることはないですし、月換算でもエアコン1台当たり7千円がいつもの電気代に加算されるだけなのですから、気にするものでもないとしか答えられません。

しかし、知り合いは『冷房=贅沢品』との教育を幼少期から刷り込まれているのか、点けっぱなしにはかなり抵抗があるようで、それでいて、エアコンを消すと熱中症の恐怖感もあるため、色々なジレンマを抱えているようです。

また、電気代が気になるのはそのシステムにあるようで、電気料金が定額ならば気にならないものの、実際には後払いの青天井モードですので、どれだけの電力使用量になるかが不明だからこそ、料金が確定するまでは不安なようです。

ただ、普通の一般家庭ならば生活を脅かすほどの請求は絶対に来ないのですし、なによりも夏の電気代は考えようであり、エアコンを稼働させて仮に通常の電気代よりも数万円高くなったとしても、1か月間を快適に過ごせ、健康的な生活が送れた対価としてならば、えらくお安い金額だと考えた方が絶対に良いと私は思うのです。

それよりも、知り合いは毎週のようにアリエクスプレスでくだらない商品を自分で買うと情報が洩れるとの理由から私に購入を依頼し、月に数万単位のお金を使うこともあるのですから、エアコンの電気代を気にするのなら、もう二度と私に注文してこなければ良いのに、と伝えてみると烈火の如く怒鳴られました。

アリエクスプレスでは買った商品は残り、電気料金を支払った後には何も残らないことが怒鳴る要因なのでしょうが、暑さにやられずに健康でいられたことにはなかなか気付きにくいからこそ、人はエアコンの電気代をやたらと気にするのかも、というお話でした。