円安がかなり進んだ2年くらい前から電気代が高騰し、特に冬の電気代の請求がかなり恐ろしくなった今日この頃ですが、冬の電気代で多くを占めるのが暖房です。
エアコンや電気ストーブ、こたつなどの暖房家電で寒さから身を守り、その対価として電気代を支払うことになるのですが、できれば電気代は安くしたいと考えるものの、省電力な暖房では寒さから身を守ることは難しかったりします。
しかし、今回購入してみた省エネを売りとする暖房器具は、確かに省エネでありながら、温かさも満足ができるレベルで買って良かったと思えました。
その暖房器具というのが、QUADS REFLECA QS327というリフレクト電気ストーブです。
この電気ストーブのウリは、内蔵されたリフレクト反射板に熱を反射させることで熱量を倍増させるというもので、弱運転は200Wながら400Wの電気ストーブ並みに温かく、中は400Wながら800W並みに、強は600Wながら1200W並みにまで温かさが引き上げられると言います。
熱を反射させただけで熱量を倍にした温かさが得られるのか?という疑問を私も持ちましたが、コストコで6000円ちょっとと、かなり安価なお値段で売られていたので半信半疑で購入してみたところ、私の予想は大きく裏切られ、このストーブはかなり優れていることにすぐに気付きました。
帰宅後すぐに200Wの弱運転をさせてみると、10分くらいが経過してからじわじわとした温かさを感じ、200W運転だとは思えない熱量を確実に感じます。
また、強運転で体の近くに置いておくと暑過ぎるくらいの熱量を感じ、もしかすると、4畳半くらいの部屋だったらこのストーブだけでも暮らせるような温かさがあるように個人的には思えました。
ただし、このストーブはあくまでも小型電気ストーブの類ですので、エアコンのように部屋全体を温めるほどの能力は当然なく、部屋の温度がどんどん上昇して快適な温度を保たせることはできません。
しかし、消費電力以上の温かさは確実に感じますし、風が出ないので部屋が乾燥することがないのがかなりの利点で、なおかつ、従来の電気ストーブよりも電気代は確実にお安く済みます。
眉唾的に購入したリフレクトストーブでしたが、補助的な使用ならば相当に使い勝手が良く、本体価格も電気代もお安く済んで買ってかなり良い製品だったQUADS製 省エネリフレクトストーブ REFLECA QS327のお話でした。