アリエクスプレスをスマホアプリやPCサイトを立ち上げますと、『残りわずか、50%OFF』というバナーが目立つ場所に鎮座しており、それをタップすると、割引率が50%以上の商品がまとめられているページに進みます。
割引率とは、販売価格が定価からどれだけ割引されているのかを意味し、定価200円の商品が100円で売られていたら50%OFFといった塩梅で、販売価格から定価を割ることで求めることができます。
ただし、販売価格から割り算する際の定価を大きくすれば割引率は大きく上昇することなり、本来の定価が200円なのに500円に設定してしまい、販売価格100円を割り算すると、割引率は80%OFFということにもなります。
ですので、割引率だけを見て安いのか高いのかを判断する際には、定価がちゃんとした数字なのかを理解しておく必要があります。
そういったことを踏まえまして、アリエクスプレスで割引率を見てみますと、アリエクスプレスの定価はどれもこれもめちゃくちゃであり、お店が勝手に付けた値段が定価になっていることが大半です。
ですので、同じ商品で同じ販売価格なのにも関わらず、お店によっては90%OFFといった大幅値引きの数字が書かれているものもあれば、そもそも定価を設定しておらず、全く値引きせずに売られているものもあったりします。
ましてや、『残りわずか、50%OFF』というセールページに表示されている50%以上の値引きがなされている商品の多くは、探せばもっとお安く販売されているものがかなり多かったりします。
むしろ、このセールページには安いものが相当少ないような気が個人的にはするのですが、もしもここで購入するのなら、値引き率は一切無視して検索して購入した方がお得に購入できる、というお話でした。