アリエクスプレスには様々なデンタル商品が販売されており、日本で購入するよりもお安いものが揃っております。
ただし、口に入れるものをアリエクスプレスで購入するのに抵抗がある、という方は私以外にも結構いらっしゃると思われますが、試しに購入してみるとダメなものがかなりある一方で、クオリティの高い商品も存在しており、しかもお安いので購入し続けているものも個人的にはあります。
上の画像の直訳すると『小鹿のお母さん』というメーカーの歯間ブラシは、日本国内で買うものと同等レベルの商品でして、価格的には送料無料でお安いので、もうかなり長く購入し続けております。
当初は購入するのをためらっておりましたが、この小鹿のお母さんシリーズで当たったことを境に色々と購入するようになり、先日は、アリエクスプレスの百円ショップにて、今まで見たことのないデンタルフロスが3個入りで300円で販売されていたので購入してみました。
日本のドラッグストアでデンタルフロスは最低でも300円ほどで販売されており、名の知れたものでは5~600円ほどで販売されておりますが、アリエクスプレスならば1個当たり100円で購入できることになります。
安いのには訳があるのは分かりつつも、小鹿のお母さんのような例もあるので購入してみたものの、このデンタルフロスは酷評するほどでもありませんが、できれば使わない方が良い、というのが私の率直な感想です。
なにゆえに使わない方が良いのかと申しますと、デンタルフロス自体はかなり細く、歯の隙間に入りやすい形状なのですが、1本の糸ではなく、髪の毛よりも細い糸が幾重にも束ねて、1本のフロスになっております。
このフロスが丈夫な細い糸で束ねてあるのなら問題はないのですが、1本1本がかなりヤワにできており、歯の隙間にフロスを差し込んだ際に数本が切れ、そのまま擦ると歯の隙間に引っ掛かってしまいます。
髪の毛よりも細い糸が奥歯に挟まったりすると、歯に違和感を覚えつつも、どこに挟まっているのかが分からず、そんなことが両奥歯の上下で起こると、たかだかデンタルフロスを行っているだけなのにやたらとイライラしてきます。
1本1本が細く切れやすいからこそ、歯茎を傷つけたりしないとも言えるのですが、奥歯に必ず細い糸が毎回引っかかるのはストレス以外の何物でもなく、これならば、まともなデンタルフロスを使った方が時間も無駄になりません。
安さは大いに認め、全然使えないわけではないのですが、アリエクスプレス・百円ショップのデンタルフロスはお勧めすることはできない、というお話でした。