
日本国内で生活しているだけは税関という機関と関わることはなく、まあ、一般市民が税関と関わるのは海外旅行の際の手荷物チェックぐらいなのですが、アリエクスプレスで買い物をするユーザーとなれば、その誰もがなんらかの関わりのあると言っても過言ではないように思います。
アリエクスプレスで購入した商品は、基本的には必ず税関のチェックを受けることになり、その際に危険物だったり、違法性の高いものを日本国内へ入れないようにするのが税関の仕事です。

私がアリエクスプレスユーザーになってもう結構な時間が過ぎましたが、税関で商品を没収されたことは一度もなく、となると、関わり合いは全然無いとも言えるのですが、関わりになるような商品を買わないようにすることも重要な気がします。
アリエクスプレスにて購入できる商品の中に、違法な薬物というのはおそらくないでしょうから、税関に関わる違法性の高い商品というと、権利を侵害している商品がメインとなります。

日本の税関にて押収される権利を侵害している商品の大半は中国からやってきますが、アリエクスプレスは中国のECサイトであり、そういった商品の存在をユーザーの誰もが知っているわけですから、購入する際に気をつけないと没収される可能性が誰にでもあります。
そんな没収されるような商品の具体例を示してくれるのが、日本の税関というか、財務省が半期に一度発表する『税関における知的財産侵害物品の差止状況』でして、ここには没収例が画像付きで紹介されております。

この没収例を見ていると、アリエクスプレスで見たことのあるモノもかなり掲載されておりますし、税関がどういったモノをメインターゲットにしているのかも分かりますから、購入する際に気をつけた方が良さそうな商品の参考にもなります。
現在のアリエクスプレスでは返品無料の商品がメインとなっておりますが、税関で没収された商品に関しては返品や返金ができないとのルールになっており、『税関で没収=ユーザーの丸損』となってしまいます。
ですので、購入する際にどういったモノがダメなのかを理解するためにも税関の発表する報道を見ておくのは割と有益になるかも、というお話でした。