12月も下旬になって2023年も残りわずかとなりましたが、インターネットニュースを眺めていると、『年末にかけて税関の特別警戒で取り締まりを強化』とのニュースをよく目にします。
これは年末になると海外から荷物が大幅に増え、その中には違法な薬物を持ち込もうとする事例が多くなるために、税関が一丸となって不法なものを国内へ入れさせないようにするものです。
こういったニュースが報じられた後は、アリエクスプレスユーザーにも多少の影響をもたらすことがあります。
違法な薬物なんて全く持って関係がなく、法律に一切触れないものを購入する善良なアリエクスプレスユーザーにとっては、税関が取り締まりが強化されようと何ら問題がないのは確かです。
しかし、違法なモノもアリエクスプレスの商品も海外から届く荷物には変わりがなく、取り締まる側はどの荷物にも疑いの目を持たなければ摘発ができないわけですから、チェックするのにかなり時間がかかるようになります。
ですので、いつもなら検査もされないような数百円のくだらない安物商品であってもチェックを受ける可能性があって、最近の違法なモノはおもちゃやガジェットなどに隠す手口が多いと言いますから、むしろ、こういったものの方がチェックを受けるのかもしれません。
そういった塩梅なので、いつもならば長くても1日だけで終わる通関作業が何日にもわたって続いてしまうこともあったりします。
個人的には、ただの充電ケーブルなのに、追跡情報を見ると通関が全然終わらない状態が続き、1週間以上が経過してようやく無事終わって届いたことがかつての年末で起こりました。
となると、追跡情報を見て『今、通関手続き中だから明日には届くな』と思っていたら、実際には届くのは1週間後、なんてこともこの時期は起こり得るため、善良なアリエクスプレスユーザーであっても、税感の特別警戒中は影響があったりする、というお話でした。