ミニストップのシュークリームはたった100円だと思えない美味しさだった話

先日、台風の影響で激しく降り続く豪雨の中、私の知り合い宅の雨どいの掃除を無理矢理やらされたのですが、長く降り続いた雨が上がって薄日が差し始めた頃に知り合いが再び我が家へやって来ました。

今度はなにをやらされるのかとひやひやしながら玄関ドアを開けてみると、雨どい掃除のお礼としてシュークリームを差し入れしに来たとのこと。

私が何かをしてあげた、させられたことは数あれど、お礼をされたことなんぞ一度もないためにやたらと薄気味悪く、こちらとしては受け取りを拒否してすぐにご帰宅してもらいたい気分です。

とはいえ、お礼を無碍にするのは知り合いとて非礼にあたる気がしますから、おっかなびっくりながらも袋を受け取ると、ミニストップのシュークリームが入っておりました。

パッケージを見てみると、このミニストップのシュークリームには100円の文字があるので100円で売られていると思われます。

となると、インフレで値上がりばかりのこの日本で、コンビニのスイーツでありながらたったの100円で販売されていて、なおかつ、人でなしや狼藉者という言葉がぴったり合う私の知り合いが持ってきたのですから、失礼ながら期待値はゼロ以下です。

しかし、そんな私の浅はかな考えは大きく覆されました。

このミニストップのシュークリームを頂いた一口目の感想は、どうしてこのクオリティで100円なの?という疑問がすぐに出てくるほどにとにかく美味しく、なぜ100円で売られているのかが信じられません。

また、マンゴー味のシュークリームも相当にクオリティが高く、こちらもそもそも100円の価格設定がが信じられず、シュークリームと言えば200円300円、モノによってはそれ以上なんて当たり前の商品だと思われますが、このミニストップの100円に負けるものは結構存在するような気がします。

コンビニのスイーツのレベルは年々上がっていると耳にしますが、お値段はそれなりであるからこそレベルが上がっていると思っていたものの、たったの100円のシュークリームがここまで満足できるのかと非常に感心した、というバカ舌の私の全くアテにならないお話でした。