アリエクスプレスで買った衣料品の当たりとハズレはどのような状態なのかの話

アリエクスプレスの衣料品は当たりハズレがあるのが最大の特徴、と何度か書かせていただいているのですが、では、何を持って当たりなのか、ハズレなのかを書いておりませんでしたので、今回はアリエクスプレスでハズレを引いた衣料品について書かせていただきます。

まず当たりに関しては、商品画像を見たままの形で届いたものが当たりの品となりますが、当たりかどうかの判断基準の個々のさじ加減がかなり重要となります。

そのさじ加減が厳しいと、どれもこれもがハズレになってしまう恐れがあるほど、購入した価格帯によっては妥協を迫られることが結構あったりするのが、アリエクスプレスの衣料品のような気がします。

では、ハズレ品の具体例を申し上げますと、まず、商品画像と全く違う形状、素材であることが最も多いハズレ品となります。

例えば、素材は綿と表記されているのにポリエステルだった、なんてことは割としょっちゅう起こりますし、商品画像ではゆったりしている形状なのに、実際にはやたらとキツキツだったりすることがあって、衣料品で星一つが付けられている理由の多くはこれに該当します。

その他では、油じみや汚れが付着していて、新品ではないものを送り付けられた、というものも割と多いハズレであり、縫製がぐちゃぐちゃだったり、余計な糸がそのままの状態でくっ付いていたりすることも多いのですが、これは工場の検査で引っ掛かったB品をお店がそのまま送ってくることで発生します。

これと関連するものには臭いというものもあって、いったいどのような空間で製造されているのかを問い質したくなるような臭いを発する迷惑な商品が届いたりすることもあったりしますが、これも典型的なハズレ品となります。

それともう一つ、商品画像とは比べようもないほど生地がペラペラに薄いものが届くのもハズレとなり、これも結構ぶち当たってしまうハズレです。

特に男性用のカーゴパンツは巣窟と言えるほど、商品画像とは全然違うペラペラな酷いものが届くことが多い気がします。

では、これらの衣料品のハズレのぶち当たらない方法はというと、確実に言えるのは金額が安いもので良質な商品は絶対に届くことはなく、このトラブルは金額に反比例して起こるものであり、高値の方が上記のようなハズレ品が届きづらくなる傾向がございます。

同一商品なのに価格に大きな差があると、人間は安いものの方に大きな魅力を感じてしまいがちですが、アリエクスプレスでは安いものに必ずワケがあり、そのワケは上記のネガティブなものとなります。

では、どの程度の金額を出せば良品が届くのかという問題ですが、これも一概には言えないものの、高値と言ってもせいぜい3千円~4千円くらい出せば、とてつもなく酷いものが届かなくなる印象が個人的にはありまして、これから下のゾーン、特に千円前後はハズレの巣窟のような気がしております。

アリエクスプレスにおいて、最も商品の種類が豊富なのは衣料品であり、購入するのが最も難しいのが衣料品だと個人的には考えておりますが、安いものには訳があるを地でいくのがアリエクスプレスの衣料品、というお話でした。