かつてのアリエクスプレスで商品を購入すると、配送方法は9割方、China Postという中国の郵便局が選択され、日本国内は郵便局が配達してくれておりました。
現在のアリエクスプレスは自社の物流網が大きく進化しており、China Postで発送されること自体がかなり稀となっておりますが、先日、私が安物商品を購入したところ、かなり久しぶりにChina Postで発送されました。
China Postで発送されたかどうかを知るのはお店から通知された追跡番号から読み取ることでして、末尾のアルファベットがCNであり、その前の数字が9桁の場合には高確率でChina Postで発送されております。
また、China Postの特徴は、発送された地域によって届くまでの時間にかなりの差があることでして、深センや北京、上海などの大都市から発送される荷物は比較的素早く届く一方で、あまり聞いたことのない秘境のような地域から発送されると、1カ月くらいは平気で待たされたりします。
追跡番号からChina Postであることが分かった後、どこの地域から発送されたのかを調べるには、アリエクスプレスが運営するCAINIAOという追跡情報検索サイトで検索すると、上の画像のように中国の都市名が出現します。
上の場合の温州市は、早くもなく遅くもない地域なので、発送から概ね2週間ほど経過すれば日本へ届けられると予測ができます。
そして、日本国内へ到着した荷物は、先程も申し上げましたが日本の郵便局が届けてくれていたのですが、しばらくChina Postが使用されないうちになにかが変わったのか、日本国内は佐川急便で届くようになりました。
ただし、China Postで発送されて佐川急便で届くパターンの場合、いつ何時に届くのかは追跡情報やスマホアプリに表示されず、突然、佐川急便の配達員さんが届けてくれることになります。
今回、私が購入した商品は送料無料300円くらいのゴミのような商品ですが、こんな価格帯の商品なのに佐川急便が配達してくれると、お店の配送運賃はいくらなのかがかなり気になる一方で、いつ届くのか分からないために佐川でも郵便でも荷物を待っている方からすると大差はない、というお話でした。