日本で生まれ暮らしている日本人にとっては当たり前すぎてなにも感じないことが、海外の人々にはとてつもなく素晴らしい出来事になることが色々とあるそうです。
例えば、日本人の中には、鉄道の運行時間が1分でも遅延するとイラっとされる方がいらっしゃるかもしれませんが、海外の方々にとっては、1分遅れたとしてもこんなに時間に正確な鉄道は見たことがないと驚いたりするのは、大きな文化の違いなのかもしれません。
見る人が変わればその捉え方も変わるのはアリエクスプレスの商品も同じでして、日本人には商品になり得るとは思えないものが、アリエクスプレスではどちらかというとクールな商品として販売されていたりします。
上の画像は、誰もが一度はお世話になっていて、日本人の誰もが知っている企業のマークですが、アリエクスプレスでは『音楽アルバム、エナメルピン、レコードブローチ、ジュエリー用のブラックキャットバッジ』という商品名で販売されております。
商品名から推測するに、そのデザインは音楽に関わっているものだと捉えるとともに、ジュエリーとしても利用可能だとの認識があるように思え、日本人には運送屋さんであっても、見る人から見れば装飾品にもなりうるデザイン性があるようです。
お次の商品名は『女性用ソフトボタンピン,刺繍ブローチ,襟,クリエイティブな金属,キュートで楽しいギフト』であり、こちらも装飾品として使用できるデザインだと捉えられているようです。
見る人間から見れば、虎のボタン、あるいはブローチにもなるのでしょうが、日本人ならばファン以外は購入しない商品であることは間違いないのですから、やはり見る感覚は大きく異なるのでしょう。
最後は、Tシャツなのですが、日本人はこのキャラクターは目からレーザービームを発しないことだけは誰もが知っており、ビームを発するようなデザインはアンタッチャブルであることも存じ上げております。
しかし、アリエクスプレスではパロディの類ではなく、純粋に目からビームが出てくるキャラクターと認識をし、その構図がクールであると捉えて購入している痕跡が見られます。
所変われば品変わるということわざがございますが、日本人には当たり前の光景でも海外の人々にはそうには映らない商品がアリエクスプレスには存在している、というお話でした。