アリエクスプレスの置き配が配送完了なのに荷物が無くなっていた理由は鳥と強風の仕業だった話

物流業界は慢性的な人手不足であり、その主な原因は再配達が大いに影響しているそうで、最近では日本国内の有名配送業者さんでも置き配で配達が完了するケースが増えているとのこと。

アリエクスプレスでも、エスポ便が使用されると配達は置き配によって完了するのが当たり前となりました。

置き配のメリットは配達員さんの負担軽減だけでなく、荷物を待つ側としてもいつ来るのかをやきもきして待つ必要がないため、ある意味、Win-Winなシステムだと個人的には考えます。

しかし、それは清い心を持つ人間だけが暮らしている世の中での話であり、実際には置き配を狙った盗難は結構あるようですし、正しく配達された荷物を別のお宅の玄関先へわざわざ移動するいたずらを行う輩なんてのもいると聞きます。

私の住む地域は住所的には東京でも、都心と同じ東京と区分するにはあまりにも異なる光景が広がる山沿い地域でして、一言で言えばのどかな環境だったりしますが、かといって、盗難事件が一切ないのかと言えばそうでもないはずです。

しかし、我が家の地域で置き配の荷物がなくなったとの話は聞いたことがなく、私の元へ届く荷物も紛失したことも一切ないのですが、先日、アリエクスプレスから配達完了のメールが届いたものの、肝心の荷物が玄関先に見当たらないのです。

アリエクスプレスのマイページから該当する荷物の追跡情報を辿ってみると、もう既に配達完了となっており、配送証明書(POD)から置き配時に撮影された画像を見てみると、配達員さんはちゃんと我が家の玄関先に置き配をしてくれていることが確認できました。

しかし、今現在で玄関先に届いたはずの荷物がないのですから、もしや盗難かも?と思いつつも、アリエクスプレスから届くあのビニール袋を盗むような人間がいるのか?と思いますし、そもそも、荷物の中身はほとんど無価値のマウスパッドしか入っておらず、こんなものが欲しくて盗むのならば、こちらからくれてやるのにとも思います。

ただ、『お荷物を見つけるお手伝い』というページを一応見てみると、3番目の『お届け先周辺ご確認ください· 配達員が郵便受け、玄関前、ガレージ、裏口、窓の前、芝生などに荷物を置いている場合があります。これらの場所ご確認ください』とも書かれているので、玄関周りを中心にもう一度探してみました。

すると、我が家の前の道路にボロボロになったあのビニール封筒が落ちておりまして、そこに付いた傷は爪等で引っ掛かれたには大き過ぎる切り口でした。

また、人為的にビニールが破かれている感じもなく、経験はありませんが、なんとなく、鳥がくちばしでつついて傷がつけられたような気がしました。

断言はできませんが、玄関先に届けられた置き配を何らかの野鳥がつつきつつ、奪い去ろうとするも途中で落とし、その日はかなりの強風が吹きまくっていたことと、中身がマウスパッドという軽い商品だったことも相まって、何かの拍子に道路にまで飛んで行ってしまったような気がします。

そういえば、少し前にもアリエクスプレスから届いたあのビニール封筒が玄関先でびりびりになっていたことがあり、てっきり輸送中に破けていたのだと思いきや、この辺を飛び回る鳥がわざわざ切り裂いていたような気もしてきました。

置き配が無くなる、あるいはいたずらされるのは、人間の仕業だけでなく、山沿い地域では鳥の仕業であるかも?というお話でした。