今時期の気候は、雪が降るほど寒かったかと思えば、汗ばむほどの日差しが降り注いだりして、正に三寒四温という言葉がぴったりですが、もう寒い冬は終焉を迎え、暖かな春になりつつあるのは間違いありません。
季節が変われば人間の行動も当然変化し、特に着用する衣料品や寒さをしのぐ寝具は厚手のものから薄手のものへ変わっていき、そんな状況を衣替えと言ったりしますが、衣替えの際に割と使用するのが圧縮袋です。
冬物のモコモコした衣料品や厚手の寝具を圧縮袋の中に入れ、掃除機で袋の中の空気を抜くと袋内が真空状態になって体積が圧縮されるため、置き場のスペースが少なくなる優れものなので私もかなりお世話になっているのですが、一つだけ厄介なことがあって、それは真空にする際に使う掃除機です。
圧縮袋内の空気を掃除機で吸い込んで真空にすると、掃除機のモーターにえらく負荷がかかってしまうのは、圧縮した事がある方ならば誰でも知っている事実であり、以前、私はこの作業を行って掃除機を壊してしまった経験があります。
たかが省スペースにするための圧縮作業で掃除機が壊れてしまったら、金銭的に圧縮作業なんてやらない方がマシに思えてくるのですが、圧縮しなければ邪魔なままなので、今まではおっかなびっくりしながら掃除機を使い、優しめな圧縮にすることを心がけておりました。
しかし、アリエクスプレスで圧縮袋用のエアーポンプが600円ほどで買えてからは、何も気にせず、ガンガンと圧縮作業ができるようになりました。
日本国内でも専用のエアーポンプが販売されており、これと同レベルなのかは使ったことがないのでよく分かりませんが、アリエクスプレスの600円は物凄い強力な吸引力ではないものの、圧縮袋を確実に真空にさせるパワーはあるので、もうこれで掃除機を壊す事はなくなりました。
ただし、アリエクスプレスの商品の中で、コンセントを差し込んで負荷をかける製品には底知れぬ怖さがあるのも確かであり、自信をもってお勧めすることができないのですが、注意深く使用することが前提ながら、600円という安価であるならば買って良かった圧縮袋用のエアーポンプのお話でした。