アリエクスプレスで買い物をしていると日本のとある企業が偉大であることを勝手に認識できる話

アリエクスプレスは安い商品が揃っているECサイトであり、日本ではあまり見かけない珍しい商品が入手できることもあります。

ただし、アリエクスプレスで買った商品の中には日本で販売されているものとはかなり異なるものもあって、時には日本で売られている商品と比べ物にならないほど劣るものも存在します。

引いては、そういった劣る商品を買ったがために、日本のとある企業がかなり偉大であることを認識できることがある、というのが今回のお話です。

現在のアリエクスプレスで販売されている商品は、以前に比べると品質が良くなっているのは間違いないのですが、個人的には今現在でもほぼほぼ全く改良されない商品というよりも、商品に装着されているパーツがあります。

それは衣料品やバッグなどに装着されているファスナー、昭和的な言い方ならばチャックでして、衣料品やバッグのファスナーに関しては、安価な商品の場合には半分くらいの確率でダメダメなものが装着されております。

なにがどうダメなのかというと、スムーズさがなくてすぐに引っ掛かってしまう点であり、特にバッグなどのファスナーにカーブがあるものは高確率で引っ掛かります。

また、上着やパンツの直線的なファスナーであってもモノによっては引っ掛かりやすいものや、すぐに噛んでしまうものがあって、こういったものに当たってしまうとイライラさせられる場面が日常的に起こります。

そして、たまにファスナーがスムーズなものが届いたりすると、そのファスナーには大抵YKKと書かれており、何の意識もしていないのにYKKの品質の高さを勝手に再認識できたりします。

アリエクスプレスの商品のファスナーはほとんどが無印のものですが、時には『YYK』や『KKY』といったあちらの国特有のパチモノが付けられていて、それはそれで面白いのですが、いざ使用するとイライラして笑えないものが多くなっております。

また、ファスナーの耐久性も日本でごく当たり前に存在するYKK製のものと比べると相当に劣るものが多い印象で、別に何の意識もしていないのに、アリエクスプレスで買った商品に装着されているファスナーは、YKKを際立たせてくれる存在のように思える、というお話でした。