
ごくごく最近になってPC用メモリがとんでもない高騰を見せておりまして、たった1カ月の間に3倍近い値上がりをしているものが日本国内では見られます。
この理由としましては、AI技術の発展に伴う先行投資が発端となって値上がりしたメモリを、さらにPCメーカーやゲームメーカーが取り合う形になった影響から高騰しているとのことですが、これは日本に限らず、世界中で起こっているそうです。
大きく値上がりしているメモリは新しめのDDR5が主なのですが、もう需要が少なそうな旧来のメモリの価格も連動するように値上がりしているようでして、特にアリエクスプレスでは信じられないくらいに値上がりしております。

今年2025年5月に私は旧式のノートPC用のDDR3のメモリが異常な安さで売られていると書かせていただき、私の周りの人間たちの古いPCをWindows11へ無理矢理アップデートした際にDDR3メモリが必要だったので結構な量を購入しました。
その際に購入したメモリは、割と使い勝手の良いそこそこ使えるメーカー製の8GBでして、お値段は1枚600円ほどとかなりお安めな価格でしたが、古いPCにしか使えないからこそ、処分価格でこういったお値段になっているのだろうと当時は思っておりました。

それから半年が過ぎ、メモリが高騰している世の中になった途端、アリエクスプレスにおいて同タイプのメモリのお値段はというと、1枚3千円を超えていて、5倍もの価格差となっております。
私の周りの人間たちのPCに対して、1枚600円と安かったので無償でメモリを増設してやりましたが、結果論ながら5倍もの値上がりをしているとなれば、今からでも代金をふんだくりたくもなってきて、なぜあの時5倍づけで回収しなかったのかを後悔しております。
私のことはさておき、アリエクスプレスではメモリ以外にも記録媒体も結構な値上がりを最近見せており、メモリの価格上昇に引っ張られて色々なPC周りの製品が値上がりしている印象ですが、だからこそ、極端に安いメモリや記録媒体は要注意なのかも、というお話でした。
