製造元を知られない方が良さそうなアリエクスプレスの商品の話

アリエクスプレスは中国のECサイトであり、販売されている商品のほとんどが中国国内で製造されております。

中国は世界の工場との異名があるほどありとあらゆる商品を製造しており、それらがアリエクスプレスで販売されているのですから、お安いだけでなく、とてつもない品揃えになっております。

色々な商品が販売されているアリエクスプレスにおいては、日本人にも馴染みはありつつも、意外なものが販売されております。

世界から見た日本人の特徴として無宗教である人々がかなり多いことが挙げられ、これは非常に珍しいというか、変わった民族性だと感じているそうです。

確かに、キリスト教信者が日曜日には礼拝に行く、あるいは、イスラム教徒が定時にお祈りする、といった行動を、日本人が行う事例はほとんどなく、そもそも、自らの宗教宗派を答えられない人間は相当に存在しております。

しかし、競馬場や競艇場での最終レースの際、馬券や舟券を握りしめて深い祈りを捧げているジジイは相当な数がおりますし、パチンコでスーパーリーチが掛かったら、神、あるいは仏に当たれと密かにお願いをしている人間は、下手をすると50%くらいいるような気がしますので、誰もが神も仏も存在しないと思っているわけではなさそうです。

また、日本人の多くは宗教宗派に関係なく、クリスマスになれば盛大にお祝いをし、お正月には仏教徒でも明治神宮に行き、神道であっても浅草寺へ初詣にためらわずに行きますので、海外から見られる宗教観とは若干異なったりします。

初詣と言えば、その際にお土産の感覚でお守りを購入される方々は相当に存在し、お守りは、特別な祈祷がされており、そのお祈りのおかげでマイナスな要素が回避できるもの、との認識が日本人の多くに浸透しております。

では、祈祷や祈りはともかく、元になるお守りはどこで製造されているのか?と、ふと考えてみると、お守りを製造している工場がどこかにあるのでしょうが、それがどこにあるのかはよく分かりません。

おそらく、日本の大部分が神社やお寺で売られているお守りがどこで作られているのかを気にもしていないと思いますが、その答えをアリエクスプレスで見つけました。

アリエクスプレスには日本のオマモリという商品カテゴリーがあるようで、そこには上の画像の相当に有名な神社のお守りがごくごく普通に販売されておりまして、日本人以外に割と人気の商品だったりします。

このオマモリが横流し的に販売されているのか、それともコピー品として売られているのかはよく分かりませんが、初詣などで誰もが有難いと思って購入するお守りが、実は世界の工場で大量生産されているのかも、というお話でした。