猫の手型の栓抜きは使い勝手が良く周りの受けもいい商品でしたが良過ぎてすぐに強奪された話

昭和の時代、街にある飲料の自販機は缶と瓶入りの飲料が主流で、瓶入りの飲料のために自販機に栓抜きが付いているのが当たり前でした。

それがペットボトルの登場により、街の自販機やスーパーの飲料売り場を見ても、缶入りは見かけますが、栓抜きを使うタイプのガラス瓶に入った飲料というのはほとんど見かけなくなりました。

現在、栓抜きを使うタイプのガラス瓶に入った飲料で思い浮かぶのは瓶ビールくらいなもので、私のようにお酒を飲まない人間には栓抜きを使う場面すらなくなったように思われます。

試しにGoogleの検索キーワードに『栓抜き』と入れてみると、上から「栓抜き 代用」、「栓抜き 使い方」、「栓抜きがない時」という検索項目が羅列されます。

「栓抜き 代用」、「栓抜きがない時」は、栓抜きを所持していないからこそ調べるのであり、「栓抜き 使い方」は、栓抜きを使ったことがない人間にしてみれば切実な問題なのでしょう。

もしも栓抜きを使う場面が日常的にあるのなら、使い方を調べることも代用品を探すこともないわけで、多くの方々が現状では栓抜きを持たなくても生活ができているとも言えるような気がします。

そんな日本で住んでいて必要としない栓抜きをアリエクスプレスで購入してみたところ、非常に使いやすく、他人が見て欲しくなるような栓抜きだったようで、すぐに知り合いに強奪されてしまったのが今回のお話です。

日本では栓抜きを使う飲料は瓶ビールくらいと先程申し上げましたが、海外ではまだまだガラス瓶入りの飲料が結構存在しており、ミネラルウォーターやら清涼飲料水でも使われているものがあって、それらを興味本位で買ってみたりすると、「栓抜きが開けられない」という場面に遭遇してしまうのは私だけではないはずです。

まあ、栓抜きは100円ショップで買えますから、わざわざアリエクスプレスで購入するようなものでもないのですが、形にひかれて猫の手型の栓抜きが4ドルほどで売られていたので購入してみました。

この猫の手型の栓抜きは形のユニークさだけで購入してみましたが、栓を抜く時に角度がほどよく、簡単に開栓することが可能です。

また、底部分に吸盤が付いていて、テーブル等に吸着して立たせておくことができますが、貼り付けておくと使う時に面倒なので、転がしておいてかまわないような気がします。

まあ、他の栓抜きと比べてどうの、という商品群ではありませんので、この猫の手型の栓抜きが他よりも抜群に優れているとはけっして言いませんが、見た目だけは良いように思います。

現に、知り合いにこの栓抜きを見せると即座に反応して、強奪されてしまいましたから、形状を気に入る方はそこそこいらっしゃるような気がします。

瓶ビールを飲まれる方以外には栓を抜く作業をすることがほとんどないと思われますが、アリエクスプレスで4ドルほどで買える猫の手型栓抜きはお得に思えたというお話でした。