アリエクスプレスにてAliExpress Standard ShippingやAliexpress Selection Standardで発送された荷物の中で、追跡番号が『4から始まる12桁に数字』だった場合、日本国内での配送はヤマト運輸が行います。
この配送方法をこのページでは長ったらしいのでヤマトと呼ばせていただきまして、このヤマトの追跡情報がスマホアプリで表示される際に紛らわしいことがある、というのが今回のお話です。
注文した商品が発送された直後にスマホアプリで該当する商品の『注文の追跡』を見てみると、上の画像のように『追跡を利用できません』と表示されており、お店が運送業者に荷物を引き渡したら『物流会社で引き受け済み』となる塩梅で次々に追跡情報が更新されていきます。
また、上の画像の『お客様の納期を計算しています』と書かれた真下に、CNやJP税関、届け先の市町村とお届け完了と書かれたステータスバーがあって、これは荷物が届け先に近づけば近づくほどより右側になっていくものになります。
このステータスバーがもしも自分の居住している市町村に到達しているのなら、当然、もうすぐ荷物が届きそうだと思ってしまうのですが、ヤマトの配送方法に関しては一か所だけおかしな表示がされることがあります。
それは『ターミナル輸送事業所に到着』という追跡情報でして、この追跡情報が表示されるとステータスバーが最寄りの市町村を超えるものになり、この前の追跡情報は『発送元の国・地域を出発』なので中国にあると思われる荷物が、突如、明日くらいには荷物が届けられるような表現がなされます。
しかし、『ターミナル輸送事業所に到着』の後には『税関に到着』→『輸入通関手続き開始』→『税関に到着済み 税関を出発』→『税関に到着済み 輸入通関手続き完了』といった追跡情報が次々と更新され、その際のステータスバーは最寄りも市町村の前あたりに戻ります。
上記の通関手続きは1~2日間ほどの日数を要し、この通関は関西で行われた後にユーザー宅までヤマト運輸にて配送されるため、『ターミナル輸送事業所に到着』が表示された後に配達されるのは相当早くても2日、長ければ5日間ほどかかりますが、これ以上の日数が経過するとなるとアリエクスプレスのカスタマーサービスへ問い合わせるのもありだと思われます。
スマホアプリのステータスだけを見ると、さも明日くらいに届くような感覚になる追跡情報が表示されることがありますが、実際にはそこからもう少しだけ日数を要す、というお話でした。