先日、インターネットニュースを眺めてると、Xiaomiが電気自動車の販売を開始し、限定5万台がたったの27分間で完売したと報じられておりました。
スマホの製造から始まったXiaomiですが、家電など様々な商品開発へ参入し、さらには電気自動車の実用化から市販までをたったの10年ちょっとで行うようにまでなりました。
Xiaomiが製造した電気自動車は、Xiaomi SU7というなにかどこかで見たような気もしないでもないフォルムが特徴的ですが、外見や内装を見る限り、高級感が漂う雰囲気がありつつ、お値段は450万円ほどからとなっているのでかなりお安めのような気がします。
だからこそ、5万台があっという間に完売したのでしょうが、この図式はXiaomiが初期に販売したスマホ端末でも見られた光景で、リンゴメーカーの端末やシステムをオマージュというかパクったというか、とにかく見た目が良く、スペックに対して販売価格が破格に安いXiaomiスマホはすぐに大人気商品となりました。
そして、アリエクスプレスでも転売されるようになったXiaomiのスマホ端末は現在でも高い人気を誇っている商品ですが、電気自動車もそういった道を辿っていくのでしょうか?
現在のアリエクスプレスで『Xiaomi SU7』と検索すると、さすがに車両自体はまだ販売されておりませんが、1/18スケールのミニカーはもう既に売られており、発売が早すぎるので権利的な怪しさもありつつも、ミニカーにしてはかなり高額だからこそ権利がクリアなものなのかもしれません。
また、アリエクスプレスらしい怪しい商品も既に売られており、商品名すら記載のないこの商品は、Xiaomi SU7のスマートキーを簡単にコピーできるという眉唾的なものなのですが、平成初期ならいざ知らず、現在において簡単にコピーできるようなセキュリティのスマートキーは存在しないように思え、
それを実証するかのように、商品ページにはお店自身が『騙していないが、気になるのならうちで注文するなアル』と記載していて、文末にも念を押すかのように『注文するなアル』と書かれている珍しい商品だったりします。
Xiaomiが電気自動車を製造したおかげで怪しいながらも色々と経済が動いているように思え、これが現在のスマホ端末のように大きくなっていくような気がしたニュースのお話でした。