
アリエクスプレスには様々なTシャツが販売されており、中にはなぜこのTシャツが売られているのか?と疑問に思ってしまうものがあります。
特に、プロレスが好きな人間には懐かしいものや、好きな人間でもこのレベルの深さのTシャツが売られていることに驚くものまで、かなりの種類の豊富さがあったりします。

おそらく、ご存じの無い方のほうが一般的であり、取り上げて良いのかよく分からない気がするのですが、例えば、葛西純と伊東竜二のデスマッチのTシャツなんてものは、知っているのが全ての日本人の1割にも満たないような気がするものの、このTシャツがアリエクスプレスではごくごく普通に売られております。
アリエクスプレスは世界中に顧客を持つECサイトですが、日本人でも知らない人間の方が多いTシャツにも関わらず、普通に売られているというのはなかなか凄い事であり、だからこそ、知っている人間にはかなりの衝撃です。

また、先日お亡くなりになられ、90年代の日本において、デスマッチ路線で活躍したサブゥーのTシャツというのがアリエクスプレスには色々と販売されており、特にテリー・ファンクと対戦し、一部の人々を熱狂させた有刺鉄線デスマッチのTシャツもちゃんと売られております。
サブゥーは日本を離れてからアメリカでも活躍しておりましたので、アメリカ人がこのTシャツを購入する可能性はなくはないのですが、Tシャツをご覧いただければお分かりの通り、日本語が書かれているので日本向けであることは明白です。
なぜ、このような日本人でもあまり知られていない事柄がモチーフとなっているTシャツが売られているのかを考察すると、これはただ単に丸パクリをしているだけなのかもしれません。

上の画像は、日本のECサイトで販売されているTシャツですが、見る限りは先程のアリエクスプレスのものとそっくりそのままでありつつも、お値段がまるで違っております。
こうなると、どれが本物であるのかどうかはよく分からなくなる一方で、アリエクスプレスでは、原画さえあればなんでもTシャツにしてしまえる能力のあるお店が存在し、そのお店がせっせと作っている構図が見えます。
勿論、Tシャツ自体の素材が違ったりするのは間違いなのですが、アリエクスプレスのTシャツはやっぱり気をつけた方が良い商品であることが実感した、相当にコアなプロレスのTシャツのお話でした。