
コロナ禍を境に激減したものの一つに、訪問販売のセールスマンがあるような気が私にはします。
特に平成の頃、この職種の人間は多く存在し、新聞や牛乳に始まり、リフォームや水道工事、学習塾に新興宗教と、町内の各家庭を無作為に営業、勧誘するスタイルがあって、それに対して一々断りを入れる対応をしなければならず、今思うと、とても面倒で厄介な営業活動が公然と行われておりました。

そして令和の時代になり、防犯意識の高まりと、オートロックの集合住宅が増えたことに加え、コロナ禍で他人との接触をしないことが推奨されるようになった頃から、我が家にもそういった飛び込み営業が一切来なくなりました。
しかし、アリエクスプレスを眺めていると、こういった飛び込み営業は世界中に存在して、その対応の面倒臭さは万国共通らしく、そういった飛び込みのセールスマンを簡単に撃退するアイテムというものが販売されております。

飛び込み営業は基本的に呼び鈴を押す、あるいは玄関ドアをノックすることから始まりますが、それらの行為自体をさせないようにするためのアイテムが、上の画像の商品です。
この商品はアメリカ軍が使用するM18クレイモア地雷のレプリカでして、そこから伸びる電線を玄関チャイムに貼り付けておくと、

玄関チャイムを押したら爆発するかのように見え、その旨を伝えるメモ書きを添えておくとかなり効果的だそうで、そうすると飛び込みの営業マンがチャイムを押さなくなる、と説明に書かれております。

また、説明書きにはセールスマンを簡単に撃退するだけでなく、笑いが起こるアイテムであるとあり、笑いのツボは人種によって千差万別であることを分かったりします。
ただ、この商品が地雷のレプリカであることを一目で認識できる人間がそもそも少ないように思え、むしろ興味本位にチャイムを押されてしまうような気がするのですが、特に女性の一人暮らしにはぴったりだという、アリエクスプレスのセールスマンを簡単に撃退するアイテムのお話でした。