9月も半ばになれば涼しい風が吹いてきて、たとえ気温が30℃を超えるような日であっても、湿度が低めでさわやかな空気感に包まれるものだと思っておりましたが、今年に関してはこれぞ日本の夏というムシムシでベタベタな暑さが継続しております。
我が家は東京都の山沿い地域にあるので、9月になれば日中はどんなに暑くとも、夜に関しては気温が下がってエアコンが要らないのですが、今年はエアコンを切るタイミングが全くなく、もうかれこれ2カ月間くらいはエアコンが稼働しっぱなしで、こんなことは今までありませんでした。
今年に関しては暑さの影響なのか、ゲリラ豪雨の発生回数も異常に多く、山沿い地域であることを加味しても毎日のように雷が鳴って大雨が降ったりしたこともありました。
ただ単に雨が降るだけならば何の問題もないのですが、山の鉄塔や送電線に雷が落ちると我が家の周辺では停電が発生し、瞬時電圧低下と呼ばれる瞬間的な停電は勿論の事、我が家の周辺でも近年はなかなか起こらなかった30分程度の停電が今年は複数回発生しました。
電気が来ないからエアコンや扇風機が稼働できないのはまあ仕方のない事ですが、夜の時間で停電が発生すると、当然辺りは真っ暗闇になってしまい、30分程度の停電でも相当に嫌な感覚にさせられます。
そんないざという時のためにもLEDライトなどの準備をしておいた方が良いのですが、この夏の停電で我が家で使い勝手が良かったのが上の画像のポータブルソーラーランタンです。
このランタンの大きな特徴は広範囲に光が届くので、照明器具の替わりとまではいかないものの、停電時の照明代わりぐらいならば十分な明るさがあることです。
また、ソーラーパネルが付いていて太陽光で充電ができるもののえらく時間が掛かりますので、同梱されているUSBケーブルを使用しての充電ならば1時間ほどで満タンになり、1時間30分程度は十分な明るさが保たれ、しかもお値段は安いものは500円弱くらいで購入することも可能です。
ただし、このランタンにはネガティブな要素もあって、それは私だけなのかもしれないのですが、私はこのランタンをかれこれ3つ購入しましたが、その内の2つが充電できない状態で届きました。
なぜだろうと分解してみると、リチウム電池を繋ぐ電線のハンダ付けがいい加減に行われていて外れており、電線を電池に再び付ける作業が必要でした。
ただし、ハンダ付けが面倒ならば、カプトンテープで充電池と電線を貼り付けるだけでも充電が可能になりましたので、もしも充電ができない場合には返金を求めた後に修理して使用することも可能だったりします。
停電はいつあるのかがよく分かりませんし、最近は地震が割と多く発生しておりますから、転ばぬ先の杖として停電時の備えとしてLEDソーラーランタンを準備しておくことは良いのかも、というお話でした。